パワプロ・プロリーグ元代表選手のゲームブログ

パワプロ・プロリーグ代表経験者のtellによるブログ

鵜飼 航丞(中日・2021年ドラフト2位)

鵜飼 航丞(うかい こうすけ)

中京大学附属中京高校~駒澤大学中日・2021年ドラフト2位

パワーは大学野球界トップクラス、鵜飼 航丞選手です。

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f:id:tell_7171:20211111174707j:plain【鵜飼 航丞選手について】

高校通算56本塁打、大学リーグ戦通算12本塁打のアマチュア球界の怪童。本塁打が狙えるというのは記録通りなのだが、特筆すべきは記録以上に見せつける圧倒的なパワー。少々詰まった程度では関係なくスタンドまで届き、リーグ戦では2019年秋季に1号を放ってから(コロナによる開催中止を除いて)4季連続で本塁打を記録している。一方、三振が多く大学リーグ戦では通算打率が.220なのに対し、通算三振率は.341とかなり粗い。また、リーグ戦では指名打者での出場が多かったが、プロの指名は指名打者のルールがないセ・リーグ球団の中日。生まれた時から中日ファンということだが、憧れのチームでレギュラー獲得の為、パワーだけでなく守備などでもアピールしたいところ。

【査定について】

弾道4→中日・米村スカウト曰く、アーチスト性の打球で田淵幸一氏似の打球とのこと。中日は弾道4が1人しかおらんし、ブライトと併せてこちらも迫力不足解消を考えてこの数値にしました。

パワーB→圧倒的なパワー。視察した各球団のスカウトが口を揃えて称賛している最大のアピールポイント。

プルヒッター→高校時代は引っ張り方向に場外弾、大学リーグ戦通算12本塁打中8本が引っ張り方向で、少々詰まってもスタンドまで届く。バックスクリーン弾を見た他球団スカウト曰く『センター方向に引っ張ったような打球を打つ』とのこと。ブライトは技術で打つタイプだが、鵜飼は豪快な打撃を持ち味とするタイプだと思い、差別化を図りました。

三振→大学通算三振率.341。

ブライト 健太(中日・2021年ドラフト1位)

アドゥ ブライト 健太(あどぅ ぶらいと けんた)

葛飾野高校~上武大学中日・2021年ドラフト1位

今ドラフトNo.1野手、ブライト 健太選手です。

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f:id:tell_7171:20211111173943j:plain【ブライト 健太選手について】

高い身体能力を活かしたプレーは走攻守全てにおいてハイレベルで、大学全国大会で打率.615 2本塁打を記録した超人選手。元々は豪快な打撃を前面に出していたが結果が出ず、丁寧な打撃を意識するようになり、そこから急成長。大学4年春季リーグ戦では数多のタイトルを獲得し、リーグMVPに輝いた。度々ケガをしているが、そんな中で高校時代には靭帯損傷の大ケガを負い歩くことすら厳しい状態で志願して試合に出場しヒットを打ったという逸話がある。立浪新監督の元、彼の華と根性が新しい風をチームに吹かせる。

【査定について】

成長タイプ・晩成→高校通算38本塁打を記録している内28本は高校3年春大会終了後の数か月でまとめて打ち、大学でも結果が出たのは4年から。高校・大学共に引退間際や最終年で結果が出ているという辺り、調子極端というより晩成かなと思いました。

対左投手C→リーグ戦で阪神ドラ3の桐敷や全国大会で西武ドラ1の隅田からホームラン打ってる。

インコースヒッター→プルヒッターと迷ったけど引っ張りまくる豪快な打撃というよりも無駄が無いスイングで内に入った甘い球はスタンドイン、少々厳しくても力負けせず対応できる。中日・八木智哉スカウトも評価している。

弾道4→プルヒッターにしなかった代わり。飛距離は結構凄い。中日は弾道4が1人しかおらんし。

選球眼→丁寧な打撃。空振りを誘う変化球に乗らない。

髙木 翔斗(広島・2021年ドラフト位)

髙木 翔斗(たかぎ しょうと)

県立岐阜商業高校~広島・2021年ドラフト7位

名は『ショート』の強肩強打のキャッチャー、髙木 翔斗選手です。

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f:id:tell_7171:20211110175233j:plain【髙木 翔斗について】

小学生の頃はドラゴンズジュニアに所属していた、高校通算20本塁打の素材型捕手。大阪桐蔭との練習試合では、同年ドラフトで日本ハムから指名を受けた松浦 慶斗から2本もの本塁打を打つなど、打撃力をアピールした。髙木一家は野球一家で、父も高校球児で甲子園を目指していたが叶わず、息子が誕生した際に野球にちなんだ名前を付けたくて『翔斗(ショート)』と命名して夢を託した。そして翔斗は甲子園出場を2度果たし一家の夢を叶えた。ちなみに、髙木翔斗は小1から野球を始めてその時からキャッチャー一筋でショートは練習以外でやったことは一度も無いらしい。

【査定について】

素材型です。将来的に會澤みたいになってくれれば。

末包 昇大(広島・2021年ドラフト6位)

末包 昇大(すえかね しょうた)

高松商業高校東洋大学大阪ガス広島・2021年ドラフト6位

身長188cm、体重110kgの『ジャンボ』、末包 昇大選手です。

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f:id:tell_7171:20211110175023j:plain【末包 昇大選手について】

身長188cm、体重110kgという恵まれた体格から長打を放つ大型外野手。大阪ガス野球部内でのニックネームは『ジャンボ』。打撃は打球速度が非常に速く捉えたら遠くへ飛ぶのだが、コースに逆らわない柔らかさを併せ持つ。体格は凄いが、50M6.2秒と結構走力もあり、一塁到達は約4.4秒台前後。広島・鞘師スカウトも試合を生で見たらプレースタイルに驚くとのこと。マツダスタジアムで走攻守に活躍する姿を心待ちにしたい。

【査定について】

流し打ち→コースに逆らわないでヒットを打つ柔らかさを持ち、2021年社会人日本選手権大会では全9安打中4本が逆方向へのヒット。

満塁男都市対抗予選で満塁ホームラン打った。

併殺→ドラフトレポートでデータ見てたら一塁到達タイム計測を4回行われていたのだが、4回とも全て内野ゴロで併殺を打った時の物だった。(21年選手権の準決勝では2打席連続併殺)

松本 竜也(広島・2021年ドラフト5位)

松本 竜也(まつもと りゅうや)

智弁学園高校~Honda鈴鹿広島・2021年ドラフト5位

ストレートの伸び方の評価が高い松本 竜也投手です。

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f:id:tell_7171:20211110174743j:plain【松本 竜也投手について】

社会人では主にリリーフを担当していた、最速146キロながらスピードガン以上に速さを感じるストレートが武器の投手。想像以上に速く感じるストレートをインコースに投げ込み、空振りを奪う。智弁学園の先輩で選抜甲子園大会優勝の際に一人で全試合投げ抜いた現阪神・村上頌樹に憧れている。制球面に課題があり、四死球率や他スタッツはやや悪め。元々投げる球は凄いので、安定してストライクゾーンに投げ込めればスタッツも良化しそうだ。安定した投球で、次期リリーフエースに名乗りを上げたい。

【査定について】

ノビB、球持ち○→スピードガンの計測表示以上に速さを感じるストレート、球持ちの長さもスカウトから評価されている。(ちなみに村上)

内角攻め→内角高めに決め球を投げる

最高球速は146キロにしたのですが、本当は151キロを出した試合もありました。しかし、その151キロというのは誤計測だった可能性が極めて高いそうです。

田村 俊介(広島・2021年ドラフト4位)

田村 俊介(たむら しゅんすけ)

愛知工業大学名電高校~広島・2021年ドラフト4位

投打どちらも大いなる可能性を秘めた田村 俊介選手です。

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【田村 俊介選手について】

高校通算32本塁打を記録している愛工大名電の主軸打者。変化球に対して特に強く、甘い半速球は全てスタンドへ運ぶ。公式戦(愛知県大会・東海地区大会)の通算打率は.429とコンタク力にも長けている。その打棒に魅力を感じた監督は、左投げなのにもかかわらずサードで、それも背番号『5』を与えレギュラーとして公式戦に出していた程。また入学直後に練習試合ではあるが星稜高校戦で先発し現ヤクルト・奥川恭伸(当時3年)と投げ合い勝利投手になるなど、投手としても才能がある。現時点で、広島は野手のつもりで指名したが、本人は二刀流を熱望。高校野球の常識を変えた男が、プロ野球の歴史を変える。

【査定について】

本人が二刀流志望で球団も一応投手もさせるっぽいので投手で作ってます。ただ、流石にプロで左投げでサードは無理なので適性は付けていません。(でもアップロードした田村の背番号は『5』にしてサード守ってた感出してます)

配分→1年生の時に公式戦で完投勝利した際に、監督が「スピードを抑えて制球を重視するテクニックがある」と振り返った。1年生にして力を抑える投球術を持っていた。

走塁C二塁打三塁打結構多いよ

対変化球○→甘く入った変化球は全て打ち返す。

 

(おまけ)

硬式野球でいえば、高校野球までなら左投げのサード、セカンドは割と見かけますが、愛工大名電という強豪校で、それもプロに目が留まるクラスの選手が背番号5のレギュラーとして出場するのは中々見かけませんね。

プロでの左投げサードといえば、昔プロスピの公式サイトでゲーム内の『ペナントモード』を紹介するところのスクショでT-岡田サードにコンバートされているのを思い出しました。

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中村 健人(広島・2021年ドラフト3位)

中村 健人(なかむら けんと)

中京大学付属中京高校~慶應義塾大学トヨタ自動車広島・2021年ドラフト3位

勝負強い打撃でチームに貢献する外野手、中村 健人選手です。

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f:id:tell_7171:20211110172949j:plain【中村 健人選手について】

25年ぶりの慶応義塾大学卒社会人ドラフト指名選手。大学ではリーグ戦通算8本塁打なのだが、その内6本は複数打点の本塁打(2ラン4本、3ラン2本)で、社会人ではドラフト会議直前の都市対抗予選で満塁ホームランを放つなど、勝負強さが光る外野手だ。一方、確実性という点に課題があり、三振が結構多く、また大学リーグ戦では時折低打率のシーズンだったり、通算8本塁打の内5本は2018年春季にまとめて打っているなど調子の波も激しいか。広島は鈴木誠也MLB挑戦・退団が濃厚の中で入団。1年目から勝負のシーズンで即レギュラー取りに意欲を示したい。

【査定について】

チャンスC→複数打点本塁打が多い

内野安打○右打者で一塁到達4.3秒。隙を見せたらセーフティも仕掛ける。

満塁男都市対抗予選で満塁ホームラン打ってる

三振→多い。今年は60打数16三振(三振率.267)。大学通算では198打数44三振。

調子極端→調子の波が結構ある。フリースインガーなだけかもしれんが。