パワプロ・プロリーグ元代表選手のゲームブログ

パワプロ・プロリーグ代表経験者のtellによるブログ

リャオ・レンレイ(パワプロ2018・巨人)

廖 任磊(リャオ・レンレイ 台湾・桃園県出身)

岡山共生高校~開南大学~巨人(2016年ドラフト7位・2017年~2018年)~西武(2019年)~中信兄弟(2020年)~味全ドラゴンズ(2020年~)

 

パワプロ対人戦思い出の選手シリーズ、パワプロ2018の対人戦では巨人の主戦投手として君臨していたリャオ・レンレイ投手です。(台湾出身ですが、ドラフト指名で巨人に入団しているため外国人枠なしの選手の為、台湾を出身地にすると外国人枠となってしまう為、出身地が『その他』になっています)

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【リャオ・レンレイ選手のパワプロ的な思い出話】

150キロ代後半の直球を投げる大型右腕。高校時代にはプロレス団体からスカウトされていた経験を持つぐらいの恵まれた体形を持つ選手です。しかし、制球難が直らず、NPBでは巨人では2年間で1軍登板なし、移籍先の1年間在籍した西武でも1軍では3試合の登板に留まり、計3年間で日本球界を去る事となってしまいます。

しかし、パワプロ対人戦はコントロールはどんなに低くてもナイスピッチさえ出れば関係ないし、スピードボール最全盛時代にあって156キロの直球ノビCは刺さり、変化球もドロップカーブ4となかなか鋭い球種を持ち、登板適性も先発・中継ぎ両方大なので出番を選ばないため、巨人ユーザーはリャオ選手を登板させていることが非常に多かったです(体感ですが、登板頻度といえばマシソン辺りとほぼ変わらないレベル)

こういった1軍実績は無くてもスピードボールを持ち、且つ変化球でもある程度勝負できるという選手はナイスピッチでコントロールの数値がそこまで関係ない対人戦では重要な戦力なのは今も昔も変わりません(現在の代表例・ソフトバンク古谷優人投手、ロッテ佐々木朗希投手、ヤクルト杉山投手など、各球団探せば沢山いる)

この年から開幕したパワプロ・プロリーグ2018でも巨人代表の3選手はリャオ選手を登板させるなど、対人戦での評価の高さをうかがえる起用でした。