再現チーム・千葉ロッテマリーンズ(2005年)
交流戦初代王者、ファーム日本一、31年ぶりのパ・リーグ制覇、日本一、初代アジアチャンピオンと、幾多の金字塔を打ち立てた、2005年のロッテの再現チームです。
【追記】2021年度データに再うpするに伴って、何名かの選手を作り直しました。
【パワナンバー・2021再うp版】
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【2005年のロッテをプレイバック】
前年度、プロ野球の合併問題によるストライキにより、試合数が減少し、その煽りを受けて僅か0.5ゲーム差及ばず4位となったロッテ。
悔しさを胸に、10年ぶりのAクラスを懸けて臨んだ2005年シーズンだったが、開幕戦で新設球団・楽天に歴史的敗戦を喫してしまう。しかし、次の試合で26-0という完封試合では史上最大点差の歴史的大勝を挙げ、ここから一気にチームは加速。この年から始まったセ・パ交流戦では初代王者となった。
投手陣は先発では清水、渡辺俊介、小林宏之らの3本柱に加え、小野晋吾の復活、先発完全転向のセラフィニ、即戦力ルーキーの久保が活躍し、全員10勝投手になる安定ぶり、中継ぎに目を向けても薮田、藤田、小林雅英ら勝利の方程式が活躍。
野手陣に目を向けても、相手先発投手や選手の状態を見てスタメンを適宜変えていく日替わりオーダーだったが、これが大きく機能し、2ケタ得点の回数は28試合を数え、実に5試合に1試合が二桁得点になる計算で、2001年の近鉄のいてまえ打線、2003年のダイエーのダイハード打線、2004年の巨人の史上最強打線の球史に残る打線を上回る回数となり、『マリンガン打線』と言われる強力な選手層は、オールスターでも10人が選出された。
シーズンを勝ち抜いたロッテはプレーオフに進出し、1stステージでは西武と対戦。松坂、西口の2本柱を撃破。ファイナルステージではソフトバンクに2連勝し、3戦目も最終回まで4-0と優勝目前まで漕ぎ着けた。しかし小林雅英の大炎上により延長戦で敗戦しよもやの足踏み、4戦目も敗戦し後が無くなった。
最終戦、先制される苦しい展開だったが徐々にソフトバンク先発の杉内を攻めたて、中継ぎ勝負になったが、このシーズン限りで引退を表明していた初芝の奇跡としか言いようがない内野安打をきっかけに、里崎が逆転タイムリーを放ち、最終回、レフトスタンド一角のファンがかげていた『I BELIEVE』を胸に、最終回を守りきり、31年ぶりのリーグ優勝を達成した。
最後の戦いの舞台、日本シリーズでは阪神と対戦。ここでは類を見ないほど猛威を振るい、史上初の3試合連続二桁得点、日本シリーズ史上唯一の一度もリードされずに4連勝の完全ストレートで日本一となった。
突出した成績を収めた選手はいなかったが、全員が一定水準の成績を収め、とにかく選手層が厚く、高い傑出度で日本球界を席巻したシーズンとなった。